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発達障害の診断がない「グレーゾーン」でもA型事業所は使える?札幌・ToTeTuが答えます

コラム

発達障害の診断がない「グレーゾーン」でもA型事業所は使える?札幌・ToTeTuが答えます

結論を3行で

1. A型事業所の利用に必要なのは「発達障害の診断名」ではなく「受給者証」であり、グレーゾーンの方が対象になるかどうかは個別の状況による。

2. 受給者証の取得条件については、お住まいの市区町村の窓口や相談支援員に確認するのが確実。

3. ToTeTuの見学は、受給者証がまだない段階でも来てOK。事業所の雰囲気を先に確認してから手続きを進める方も多い。

「発達障害のグレーゾーンと言われたけど、自分はA型事業所を使えるのだろうか」

診断名がついていない、あるいは「傾向はあるが診断基準には届かない」と言われた方が、就労支援の制度を調べるとき、こういった疑問に突き当たることがあります。

この記事では、グレーゾーンという状態がどういうものか、A型事業所の利用に何が必要かを整理します。ToTeTuとして「こうすれば使えます」という案内をする立場にはありませんが、「何を確認すればいいか」の整理はお伝えできます。

「グレーゾーン」とはどういう状態か

診断基準には届かないが、特性による困りごとがある

発達障害の「グレーゾーン」とは、医療機関での検査や診察を受けた結果、ADHDやASDの診断基準を完全には満たさないものの、特性による困りごとが日常生活や仕事に影響している状態を指すことが多いです。

たとえば、「口頭での指示が頭に入りにくい」「予定外のことが起きると混乱する」「人が多い環境で疲弊しやすい」といった困りごとが続いているが、診断名はついていない、という方がこれにあたります。

グレーゾーンという言葉は医学的な正式な診断名ではなく、「白でも黒でもない状態」を便宜的に表す言い方です。診断がないこと自体は、困りごとの存在を否定するものではありません。

診断がないと、支援を受けていいのか迷いやすい

「診断名がないのに支援を求めていいのだろうか」「自分より大変な人がいるのに、制度を使うのは申し訳ない」——グレーゾーンの方がこういった気持ちを抱えることは珍しくありません。

ただ、支援制度の対象かどうかは、診断名の有無ではなく、公的な判断基準に基づいて決まります。「自分が対象になるかどうか」は、本人が判断するものではなく、公的な窓口で確認するものです。迷っている段階で「使う資格がない」と決めつける必要はありません。

A型事業所の利用に必要なのは「診断名」ではなく「受給者証」

受給者証の取得条件はお住まいの市区町村の窓口に確認を

就労継続支援A型を利用するには、障害福祉サービスの受給者証が必要です。受給者証は市区町村への申請によって交付されるものです。

受給者証を取得するために「発達障害」という診断名が必ずしも必要かどうかは、個別の状況や自治体の判断によります。ToTeTuとして「こうすれば取得できます」とお伝えできる立場にはないため、詳細はお住まいの市区町村の窓口や相談支援員にご確認ください。

グレーゾーンの方が対象になるかどうかは、個別の状況による

「グレーゾーンだから使えない」とも「グレーゾーンでも必ず使える」とも、一概には言えません。精神科・心療内科への受診歴がある、医師から意見書が出る状況にある、といった条件が関係してくることがありますが、判断は公的機関が行います。

「自分は対象になるのだろうか」と思ったら、まずお住まいの市区町村の窓口に相談してみることが、最も確実な確認方法です。相談支援員を通じて手続きを進める方も多くいます。

札幌のA型事業所・ToTeTuの見学は、どの段階でも来てOK

受給者証がまだない段階でも見学できる

ToTeTuでは、受給者証がまだ手元にない段階でも、見学のお申し込みを受け付けています。「まず事業所の雰囲気を見てみたい」「どんな仕事をしているか確認してから、手続きを進めるか考えたい」という方も、見学から来ていただいて構いません。

見学はあくまでも情報収集の場です。見学に来たからといって、その場で申し込みを決める必要はありません。

見学で雰囲気を確認してから、手続きを進める方も多い

実際に、見学→区役所での相談または相談室での相談→医師の意見書取得→面接→契約、という順番で進む方もいます。「先に事業所を見てみてから、自分に合いそうかを判断したい」という方にとっては、見学が最初のステップになります。

見学時に質問が思いつかなくても大丈夫です。雰囲気を見るだけでも、判断材料になります。見学の進め方について詳しくは、「見学で質問できないと印象が悪くなる?」札幌のA型事業所ToTeTuの、ハードルを下げた見学の進め方をご覧ください。

グレーゾーンの方がA型事業所という働き方を知っておく意味

特性への配慮がある環境で働けることを知っておく

A型事業所は、障害や特性への配慮を前提として設計された就労の場ですが合理的配慮の考え方で支援しています。一般企業では「空気を読む」「口頭指示を即座に理解する」といったことが当たり前とされる場面でも、A型事業所では個別支援計画に基づいて一人ひとりの状況に合わせた対応ができます。

「診断名がないから配慮を求めていいのかわからない」という状況に置かれてきた方にとって、配慮が仕組みとして組み込まれている環境は、大きく異なる経験になることがあります。

ToTeTuでは、聴覚過敏の方へのイヤフォン使用・席の配慮、事務代行業務でのチャット指示運用、デスクワーク中心の静かな環境といった対応をしています。ADHD・ASD別の特性と仕事の合いやすさについては、ADHD・ASDの方が「続けられる仕事」の特徴とは?A型事業所でできること——札幌・ToTeTuの現場からで詳しく解説しています。

雇用契約・最低賃金保証がある働き方を選択肢に持っておく

A型事業所は、雇用契約を結んで働く場です。最低賃金が保証されており、就労支援員のサポートを受けながら実務経験を積むことができます。

「一般雇用はまだ難しい」「でも働く意欲はある」という段階にいる方にとって、A型事業所は「練習の場」ではなく「実際に働ける場」として機能します。いざというときの選択肢として知っておくだけでも、次の一手を考えやすくなります。

グレーゾーンと札幌のA型事業所・ToTeTuについてのよくある疑問

Q1. 精神科・心療内科に通っていますが、診断名はついていません。見学できますか?

ToTeTuの見学は、診断名の有無に関係なく申し込めます。受給者証の取得条件については、お住まいの市区町村の窓口にご確認ください。見学時に「今どういう状況か」を職員に伝えていただければ、手続きの流れについて一緒に整理できます。

Q2. 自分が「グレーゾーンでは」と思いますが、受診はしていません。見学できますか?

ToTeTuの見学自体は受診の有無に関係なくお申し込みいただけます。ただし、A型事業所を正式に利用するには受給者証が必要です。受給者証の取得に何が必要かは、お住まいの市区町村の窓口にご相談ください。

Q3. ブランクが長い状態でも見学に行っていいですか?

はい、ブランクの長さは見学の条件に関係ありません。「久しぶりに外に出る」という段階の方も来ています。ブランクがある方の利用については、ブランクが長くてもA型事業所は利用できる?札幌・ToTeTuが、久しぶりに働き始める人に伝えたいこともあわせてご覧ください。

「グレーゾーンでもA型事業所が使えるか」は窓口で確認、札幌・ToTeTuの見学はいつでもOK

グレーゾーンの方がA型事業所を利用できるかどうかは、ToTeTuとしてお答えできる範囲にありません。受給者証の取得条件は個別の状況によるため、お住まいの市区町村の窓口や相談支援員への相談が確実です。

発達障害で仕事が続かない理由や、続けられる環境の探し方については、「発達障害で仕事が続かない」と感じたら?続けられる環境の探し方と、札幌のA型事業所・ToTeTuという職場もあわせてご覧ください。

ToTeTuの見学はどの段階でも来ていただいて構いません。「手続きが終わってから来てください」という場所ではありません。事業所の雰囲気を先に確認してから、次のステップを考えていただければと思います。

見学・体験のお申し込みは、電話(011-788-6567、平日10〜17時)またはお問い合わせフォームからどうぞ。

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