「札幌で就労支援を考えるとき、まず何から調べればいい?」——制度の全体像と不安への向き合い方 | 札幌市 就労継続支援A型 ToTeTu IT Eコマース 事務作業特化 トップに
戻る
「札幌で就労支援を考えるとき、まず何から調べればいい?」——制度の全体像と不安への向き合い方

コラム

「札幌で就労支援を考えるとき、まず何から調べればいい?」——制度の全体像と不安への向き合い方

「就労支援」という言葉を調べ始めたものの、就労移行支援・就労継続支援A型・B型など似た名前が並んでいて、結局どれが自分に合うのか分からない——そう感じている方も多いのではないでしょうか。名前だけを見ても違いがつかみにくいのは当然です。この記事では、それぞれの制度の位置づけを確認したうえで、自分に合う働き方を考えるときのポイントをお伝えします。

「就労支援」にはいくつかの種類がある

障害福祉サービスの中で「就労」に関わるものには、就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型などがあります。名前は似ていますが、それぞれ目的も仕組みも異なります。

就労移行支援

一般企業への就職を目指す方に向けて、就職に必要な知識や能力を身につけるための支援を行うサービスです。原則として利用期間は2年で、就職活動そのもののサポートも含まれます。給与は基本的に発生しません。「これから就職に向けて準備をしたい」という段階の方に向いています。

具体的な内容としては、履歴書や職務経歴書の準備、面接対策、事業所によっては実際の職場での実習といったサポートが含まれます。「今すぐ働く」というより、「就職に向けて土台を整える」段階に位置づけられるサービスです。

就労継続支援A型

事業所と雇用契約を結んだうえで働くサービスです。雇用契約があるため、最低賃金以上の給与が保証されます。一般企業でのフルタイム勤務は難しいものの、決まった環境の中で実際の業務に取り組みながら経験を積みたい方に向いています。利用期間の定めはなく、雇用契約が続く限り働き続けられます。(訓練等給付費の支給が決定されない場合など例外あり)

業務内容は事業所によって幅があり、事務・データ入力・軽作業・清掃・デザインなど様々です。勤務時間や日数も事業所ごとに異なり、週3日程度から相談できる事業所もあれば、週5日に近い形を基本とする事業所もあります。雇用契約を結ぶ以上、決まった曜日・時間に通うことが前提になる点は、B型との大きな違いです。

就労継続支援B型

事業所と雇用契約を結ばずに利用するサービスです。雇用契約がないため、対価は給与ではなく「工賃」というかたちで支払われます。体調や生活のペースに合わせて、比較的柔軟に利用日数や時間を調整しやすいのが特徴です。まずは自分のペースで社会と関わる場所を持ちたい、という方に向いています。

作業内容は事業所によって様々ですが、軽作業が中心の事業所が比較的多く見られます。近年はパソコンを使った作業やデザインなど、業務の幅を広げている事業所も出てきています。

札幌でB型事業所を探している方には、以下の記事もおすすめです。
札幌でB型事業所を探しているあなたへ——実はA型が合うケースもあります

なお、これらのサービスは一度選んだら固定というわけではありません。就労移行支援を利用したのち就労継続支援に移る、あるいは就労継続支援を利用しながら状態に応じて事業所や利用するサービスを見直す、といった変更も可能です。今の選択がすべてを決めてしまうわけではない、という点は覚えておいていただきたいところです。

この3つの制度について、より詳しい定義は厚生労働省のページでも確認できます(出典:厚生労働省「障害福祉サービス等」)。

厚生労働省「障害福祉サービス等」(就労系障害福祉サービスについて)

どの就労支援を選ぶか迷ったときにまず考えたいこと

制度の違いが分かっても、「結局自分にはどれが合うのか」はまた別の問題です。次の3つの観点から、今の自分の状態を見つめ直してみることをおすすめします。

体調に波があるか

日によって働ける・働けないの差が大きい場合は、比較的柔軟に利用しやすいB型から始めて、体調が安定してきたらA型や一般就労を考える、という段階的な進み方も選択肢になります。すでにある程度決まったペースで働ける状態であれば、A型で実務経験を積むことも考えられます。

相談支援員や区役所の窓口に相談する際は、「体調に波があるのですが、どちらが向いていますか」と率直に伝えてみてください。具体的な状況を話すことで、その場に応じた案内を受けやすくなります。

今、どんな経験を積みたいか

「まずは社会との関わりを持ちたい」のか、「履歴書に書ける実務経験を積んで、将来的に一般就労を目指したい」のかによっても、選ぶべきサービスは変わってきます。後者であれば、雇用契約のもとで実際の業務に取り組めるA型が近道になりやすい傾向があります。

この観点で迷ったときは、相談支援員や区役所の窓口に「実際の業務に近い経験を積める事業所はどこですか」と聞いてみると、A型・B型を問わず、業務内容の実態に近い情報を得やすくなります。

経済的な見通しをどこまで必要としているか

雇用契約の有無によって、収入の仕組みそのものが異なります。ご自身の生活状況と照らして、どの程度の収入の見通しを必要としているかも、考える材料のひとつになります。障害年金や各種手当と組み合わせて生活を組み立てている方もいらっしゃるため、収入の全体像は制度単体ではなく生活全体で考えることが大切です。

就労支援の利用開始までの一般的な流れ

制度そのものは分かっても、「受給者証」など聞き慣れない言葉が出てきて、手続きの流れがつかみにくいという方も少なくないはずです。一般的な流れとしては、まず区役所や相談支援事業所に相談し、次に気になる事業所の見学・体験を行います。そのうえで、A型であれば応募や面接を経て、B型であれば契約を結ぶかたちで利用が決まり、あわせて自治体に受給者証の申請を行い、交付を受けてから利用開始となります。

手続きの詳細は自治体や個々の事情によって異なる部分もあるため、具体的な進め方はお住まいの区役所や相談支援員に確認することをおすすめします。

「まだ障害者手帳を持っていない」「診断を受けている最中」という段階でも、見学や相談自体はできる場合があります。手続きが整っていないからといって、情報収集や相談を後回しにする必要はありません。

札幌で事業所を探すときの調べ方

どの制度が自分に合いそうか見えてきたら、次は実際に通える事業所を探す段階です。札幌市内で就労継続支援A型の事業所を探す具体的な方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

札幌・東区のA型事業所一覧の見方——通所圏内で探す人のためのチェックリスト

就労支援で迷っているなら札幌市東区のA型事業所・ToTeTuもおすすめ

札幌市東区にあるToTeTuは、就労継続支援A型の事業所です。事務代行・記帳代行を中心に、動画制作・デザイン、EC販売、軽作業に取り組んでおり、実際に外部のクライアントから依頼を受けて行う実務を通じて、履歴書に書ける経験を積める環境です。A型事業所としての選び方や確認しておきたいポイントについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

札幌のA型事業所はどう選べばいい?業務内容で比較するときの5つの視点

制度の違いを理解しても、実際にどれが自分に合うかは、一人で判断しきれないことも多いはずです。相談支援員や市区町村の窓口に相談するのも一つの方法ですし、気になる事業所があれば、直接問い合わせてみることもできます。

ToTeTuでも、見学や体験を通じて実際の業務内容を確認していただけます。まだ気持ちが固まっていない段階でも、まずは電話で話を聞いてみたいという相談も歓迎しています。

まずはお気軽にご相談を!

就労に関するお悩みや、
支援内容についてのご相談を随時承っております。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
一歩先の働き方を、私たちと一緒に考えていきましょう。

011-788-6567(対応時間:平日10時~17時)

札幌市東区北14条東7丁目1-36 マサハルビル2階
地下鉄東豊線「東区役所前駅」2番出口より徒歩3分

    お名前

    メールアドレス

    題名

    メッセージ本文