「働きたい気持ちはあるけれど、この年齢から新しい環境に入って、うまくやっていけるだろうか」——40代・50代で就労を考えるとき、そんなためらいが頭をよぎることがあるかもしれません。この記事では、A型事業所を年齢の面から見たときの実際のところと、札幌・ToTeTuで幅広い年齢の方がどのように働いているかをお伝えします。
A型事業所は40代・50代でも働ける?年齢の上限はあるのか

就労継続支援A型は、原則として18歳以上65歳未満の方が利用できるサービスです。利用できる期間そのものに制限はなく、40代・50代の方も問題なく利用の対象になります。
なお、65歳を迎えたあとについても、一定の要件を満たしていれば継続して利用できる場合があります。40代・50代で利用を始めた方が、その後長く働き続けられる可能性がある、ということです。細かい要件は自治体によって扱いが異なるため、気になる場合は相談支援員や区役所の窓口で確認するのが確実です。
A型事業所の利用期間については、
A型事業所は何年まで通える?札幌市の受給者証の有効期間と、期限の考え方
の記事でも詳しく解説しています。
「もう年齢的に遅いのでは」と感じる方もいらっしゃいますが、制度の面から見れば、40代・50代はまだ利用開始の年齢として何ら特別ではありません。年齢を理由に利用をあきらめる必要はない、というのが出発点です。
より詳しい制度の全体像については、以下の記事もあわせてご覧ください。
「札幌で就労支援を考えるとき、まず何から調べればいい?」——制度の全体像と不安への向き合い方
札幌市東区のA型事業所・ToTeTuでは幅広い年齢の方が働いています

札幌市東区のA型事業所・ToTeTuでは、20代半ばから50代まで、幅広い年齢の方が働いています。特定の年齢層に偏っているわけではなく、さまざまな世代の方が同じ場所で日々の業務に取り組んでいます。
「自分と近い年齢の人がいるだろうか」という不安は、新しい環境に入るときに感じやすいものです。その点、ToTeTuは年齢の幅が広いため、特定の世代だけが集まる場所ではありません。
年齢差を気にせず、フラットに働ける
ToTeTuでは、さまざまな年代の利用者さんが年齢の違いを気にせず、フラットな関係の中で働いている、という声があります。年上・年下といった上下を意識するのではなく、一人ひとりが自分の業務に向き合う、という空気があります。
その背景には、業務の内容も関係しています。ToTeTuの業務は、事務代行・記帳代行を中心に、動画制作・デザイン、EC販売、軽作業などです。これらは、年齢や体力の差よりも、一つひとつの作業にどう向き合うかが中心になる仕事です。パソコンを使った業務も多く、力仕事のように年齢差が出やすい場面が少ないため、年齢が壁になりにくい環境といえます。
むしろ、40代・50代の方がこれまでの社会人経験や生活の中で培ってきた落ち着き、丁寧さ、周囲への気配りといったものは、年齢を重ねてきたからこそ身についている面もあります。事務や記帳といった業務では、こうした積み重ねが働き方の安定につながることもあります。年齢は、必ずしも不利にはたらくものではありません。
札幌のA型事業所・ToTeTuの、週5日~6日・1日4.5時間という働き方

ToTeTuの勤務は、週5日~6日・1日4.5時間が基本の形です。この長さは、40代・50代の方にとって、思っていたより現実的に感じられるかもしれません。
以前のようにフルタイムで8時間働き続ける体力には自信がなくなってきた、という方もいらっしゃると思います。一方で、週に1日か2日だけ働く形では、生活のリズムが保ちにくいと感じる方もいます。1日4.5時間という長さは、ちょうどその間にあたります。1日の勤務がこの長さで区切られるため、疲れが翌日まで残りにくく、残りの時間を通院や家の用事にあてることもできます。
週5日~6日というリズムも、この年齢層では利点になり得ます。毎日決まった時間に家を出る生活が続くことで、体調のリズムそのものが整っていくことがあります。また、勤務する曜日と時間がほぼ決まっているため、通院や家族の予定を前もって組み立てやすくなります。
ただし、この勤務形態は固定です。体調に合わせて出勤日数を大きく増やしたり減らしたりする働き方には向いていません。このリズムが自分の生活に合うかどうかは、見学の際に確認していただくのが確実です。
A型事業所を利用するにあたり40代・50代の方が気になりやすいこと
年齢が上がるほど、就労にあたって気にかかることも増えてきます。ここでは、特に相談の多い3つの点に触れます。
ブランクが長くても始められるか
40代・50代になると、働いていない期間が数年、あるいはそれ以上という方もいらっしゃいます。しかし、ブランクの長さそのものが、A型事業所の利用を妨げることはありません。ブランクがある状態からどう働き始めるかについては、以下の記事で詳しくお伝えしています。
ブランクが長くてもA型事業所は利用できる?札幌・ToTeTuが、久しぶりに働き始める人に伝えたいこと
パソコン業務が未経験でも大丈夫か
「パソコンをあまり使ってこなかったので、事務や制作の業務は難しいのでは」と感じる方もいらっしゃいます。取り組みやすい業務から少しずつ始めていくことができるため、未経験であること自体が入り口を閉ざすわけではありません。事務の業務に踏み出すときの不安については、以下の記事も参考になります。
「事務職に就きたいけど自信がない」あなたへ。札幌のA型事業所・ToTeTuで身につく、事務の足腰となる3つの感覚
体調と相談しながら働けるか
年齢を重ねると、体調の面で無理がきかなくなってきた、と感じる方もいらっしゃいます。決まった曜日・時間に通うことが基本の働き方の中で、体調がすぐれない日にどう向き合うかは、気にかかるところだと思います。この点については、以下の記事で具体的にお伝えしています。
「今日は無理かも」と思った朝、どうすればいい?札幌・就労継続支援A型ToTeTuの、休みの取り方と1日の過ごし方
40代・50代の方が札幌のA型事業所・ToTeTuに興味を持ったなら、まずは見学から始めてみませんか

40代・50代の方が年齢を理由に、見学をためらう必要はありません。実際にどんな年齢の方が、どんな雰囲気で働いているかは、見学で確かめるのが一番です。ご家族と一緒の見学も歓迎していますので、一人で判断することに不安がある場合は、同伴していただくこともできます。
A型事業所の選び方については、札幌のA型事業所はどう選べばいい?業務内容で比較するときの5つの視点もあわせてご覧ください。
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