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結論を3行で
1. 抵抗を感じたままでも、見学に来ていただいて構いません。気持ちが固まってから動く必要はありません。
2. A型事業所は雇用契約を結んで働く場所です。働いていない状態になるわけではありません。
3. 全国では86,929人がA型事業所を利用しています(国保連 令和8年3月実績)。
「A型事業所が良さそうなのは分かる。でも、自分が福祉のサービスを使うことに、どこか引っかかる」
「障害者として働く、と自分で決めてしまう気がする」
体調のことでも、手続きのことでもなく、気持ちのところで止まってしまう。調べるほど条件は分かってくるのに、申し込みの画面まで行って閉じる。そういう段階にいる方もいらっしゃると思います。
この記事では、A型事業所を使うことへの抵抗について、その引っかかりがどこから来るのかと、抵抗を抱えたままでも進むことはできることをお伝えします。気持ちを切り替えていただくための記事ではありません。判断はご自身でしていただくものとして、材料だけをお伝えします。
「福祉を使う」ことへの抵抗は、どこから来るのか

まず、この引っかかりの中身を分けてみます。
自分で選んだ道ではない、と感じてしまう
一般企業で働くことを考えてきた方にとって、A型事業所は、もともと思い描いていた道とは違う場所に見えることがあります。制度の説明を読んで条件が分かっても、この感覚は残ります。
条件の話と、自分をどう捉えるかの話は、別のものです。A型事業所について分からないから迷っているのではなく、分かったうえで引っかかっている。そういう状態であれば、A型事業所についての情報を増やしても問題は解決しません。
一度使ったら戻れない気がする
「A型に入ったら、そこから動けなくなるのではないか」という心配もあります。
A型事業所から一般就労へ移ることはできます。ToTeTuでの就職活動のサポートについては、A型事業所から一般就労へ——札幌・ToTeTuの就職活動サポートについて解説でお伝えしています。何年まで通えるかという期限の考え方は、A型事業所は何年まで通える?札幌市の受給者証の有効期間と、期限の考え方でまとめています。
抵抗そのものをなくしてから動く必要はありません
気持ちが固まってから見学に行こうとすると、動き出す日が来ないことがあります。
見学は、利用を決める場ではありません。どんな場所なのかを見に行く場です。A型事業所への抵抗を持ったまま見に行って、やはり自分にはA型事業所は合わないと判断しても構いません。
A型事業所は、雇用契約を結んで働く場所です

ここからは、A型事業所についての引っかかりの前提になっている部分を事実で確かめます。
雇用契約を結び、最低賃金以上の時給で働きます
A型事業所は、事業所と本人が雇用契約を結び、最低賃金以上の時給で働く場所です。給与を得て働く点は、一般の職場と変わりません。
「福祉のサービスを使う」という言い方と、「働いていない」という状態は、同じではありません。A型事業所に通うことは、働くことを意味します。
全国では86,929人が利用しています
厚生労働省の資料によると、就労継続支援A型の利用者数は86,929人、事業所数は4,367か所です(国保連 令和8年3月実績。出典:厚生労働省「就労系障害福祉サービスの概要」)。
この数字が必ずしもあなたの気持ちを軽くするというわけではありません。ただ、珍しい選択をしようとしているわけではない、という事実だけはお伝えしておきます。
ToTeTuに通っている方の年齢は、20代から50代です
札幌市東区のA型事業所・ToTeTuには、20代から50代まで、幅広い年齢の方が通っています。背景もそれぞれ違います。
年齢のことが気になっている方は、40代・50代からでもOK?——札幌のA型事業所・ToTeTuで年齢を気にせず働くということもあわせてご覧ください。
事業所の空気感は、福祉施設というよりオフィスに近いものです
「福祉施設」と聞いて思い浮かべる場面と、実際の事業所の様子が違うこともあります。
ToTeTuの基本的な空気感は、どちらかというとオフィスに近いものです。PC作業や事務作業を中心に、静かに取り組める空間になっています。実際の様子は、「見学で質問できないと印象が悪くなる?」札幌のA型事業所ToTeTuの、ハードルを下げた見学の進め方でお伝えしています。
「自分なんかがA型事業所を使っていいのか」と感じたときに

抵抗のもう一つの形が、使う資格が自分にあるのか、という迷いです。
使えるかどうかを決めるのは、気持ちではありません
A型事業所を利用するには、受給者証の申請が必要です。対象になるかどうかは、申請を受けた市区町村が判断します。
「自分はそこまでではない」「もっと大変な人が使うべきだ」と、ご自身で線を引く必要はありません。手続きの流れは、札幌でA型事業所を利用するまで——受給者証はいつ申請する?必要な書類と順番でお伝えしています。
障害者手帳がなくても、対象になる場合があります
障害者手帳を持っていない場合でも、医師の診断書や意見書によって対象になる場合があります。実際に利用できるかどうかは、自治体の判断によります。
詳しくは、障害者手帳がなくてもA型事業所は使える?精神科受診中・診断待ちの方向けに札幌・ToTeTuが解説でお伝えしています。
「まだ迷っている」と伝えていただいて構いません
A型事業所への見学の申し込みのときに、「利用するかどうか、まだ迷っています」とお伝えいただいて構いません。A型事業所で働くことを決めた人だけが行く場所ではありません。
見学の予約まで踏み切れない段階での、「まずは電話で話だけ聞いてみたい」というお問い合わせもお受けしています。
A型事業所に抵抗があるまま、見学だけしてみるという方法

A型事業所で働こうかどうしようか、気持ちが決まらないまま見学に行くと、相手に悪いのではないか?と考える方もいらっしゃると思います。そんな方に、ToTeTuの見学がどういう場なのかをお伝えします。
見学はおおむね30分です
ToTeTuの見学にかかる時間は、おおむね30分です。職員がパンフレットをもとに事業所の説明をし、その後、体調や通院の頻度について質問があります。
長い時間を取られることはありません。合わないと感じても感じなくても、30分で終わります。
質問が思いつかなくても大丈夫です
ToTeTuでは、見学の最初に職員から「質問がなくても大丈夫ですよ」とお伝えしています。質問の数や内容で見学に来た方を評価する場ではありません。
見学から体験に進むのは約半数です
ToTeTuに見学に来た方のうち、その後体験に進むのは約半数です。残りの方は見学だけで終わっています。
見学だけで終えて、その場で次のステップに進むことを決めなくても大丈夫です。
一人で来る方が最も多いです
ToTeTuの見学に来る方の中で、最も多いのは一人で来る方です。ご家族や支援者の方と一緒に来る方もいますが、それは一部です。
A型事業所に通うことを周りの人にどこまで伝えるかについては、A型事業所に通うことを、家族や友人にどう伝える?——伝える範囲は自分で決めていいでお伝えしています。
それでもA型事業所の方に気持ちが動かないときは

ここまで読んでも、A型事業所の方に気持ちが動かないこともあると思います。その場合の選択肢もお伝えしておきます。
就労移行支援やB型という選択肢もあります
働き方の選択肢はA型だけではありません。就労移行支援との違いはA型事業所と就労移行支援の違いとは?自分に合った選び方を札幌・ToTeTuが解説で、B型を探している方に向けては札幌でB型事業所を探しているあなたへ——実はA型が合うケースもありますでお伝えしています。
体調や通院のことは、主治医に相談してからでも構いません
働き始める時期が今でいいのかどうかは、事業所が判断できる領域ではありません。通院中の方は、主治医にご相談ください。
時期を置いて考え直しても構いません
A型事業所については今は考えないでおく、という選び方もあります。数か月後に読み直していただいても構いません。
一つだけ、時間の話をお伝えしておきます。札幌市の案内では、申請からサービスの利用開始までにおおむね2か月ほどかかることもあるとされています。動くと決めた日から始められるわけではない、という点だけ、頭の片隅に置いておいてください。
A型事業所への抵抗について、よくある質問
Q1. A型事業所で働いた期間は、職歴になりますか?
なります。担当した業務を具体的に書けるほど、説明しやすい職歴になります。詳しくは、A型事業所で「履歴書に書ける実務経験」を積むという考え方——札幌・ToTeTuの実案件業務をご覧ください。
Q2. 通っていることが、周りに知られませんか?
ToTeTuでは、ご家族への日常的な状況報告や定期的な連絡は行っていません。ご連絡するのは、体調不良時など必要が生じた場合に、緊急連絡先として登録された方に対してです。
Q3. 入ってから合わなかったら、どうなりますか?
ToTeTuでは、個別支援計画の見直しを通じて、担当業務を調整できる場合があります。業務の中身については、A型事業所の「実案件」って何?札幌・ToTeTuの業務の実際について解説でお伝えしています。
Q4. 見学だけして、体験に申し込まなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。見学に来た方のうち、体験に進むのは約半数です。見学だけで終わる方も同じくらいいらっしゃいます。
気持ちが固まらないままでも、札幌のA型事業所・ToTeTuの見学はできます

A型事業所を使うことへの抵抗は、条件を調べても消えないことがあります。それは、条件の話ではなく、自分をどう捉えるかの話だからです。
A型事業所は雇用契約を結んで働く場所で、全国では86,929人が利用しています。ToTeTuには20代から50代の方が通っていて、事業所の空気感はオフィスに近いものです。
A型事業所への抵抗をなくしてから動く必要はありません。見学はおおむね30分で、その場で体験に進むことを決めなくても構いません。「まだ迷っています」と伝えていただいて大丈夫です。
ToTeTuの見学のお申し込みは、電話(011-788-6567、平日10〜17時)またはお問い合わせフォームから受け付けています。「まだ何も決まっていない」段階のご連絡でも構いません。